書籍:「天地の対話」シリーズ2『アセンションからリセット・リスタートへ―<天地の対話>による10年間の挑戦』紹介
「天地の対話」シリーズ2 出版のご案内
『アセンションからリセット・リスタートへ―<天地の対話>による10年間の挑戦』
2021年12月8日に、シリーズ1に続くシリーズ2が発売されました。シリーズ1は、〈あの世〉の科学者との対話を中心に、あの世とこの世の仕組みについてまとめましたが、こちらは、<リセット・リスタート>について送られてきたメッセージを、時間的経緯にしたがってまとめたものです。
出版社:ナチュラルスピリット
著者:三上直子
価格:2150円+税
発売日:2021年12月8日
単行本(ソフトカバー):352ページ
本書紹介
【目 次】
はじめに
第1部 アセンションから<リセット・リスタート>へ
Ⅰ.リセットについての初期の説明
1.マヤさんの説明
2.サムさんの説明
3.コナン・ドイルさんの説明
4.セスさんの説明
5.7次元(宇宙圏)からの説明
Ⅱ.アセンションについて
1.アセンションが起こらなかった理由
2.地球の現状
3.アセンションによる五つの基本的変化
4.アセンションに向けての心構え
①愛に基づいた意識的な選択をすること
②今、目の前の現実に向き合うこと
③明るく希望を持って、未来を思念すること
Ⅲ.直日―高橋信次さんとの対話
1.魂に至る道
2.直日に至る道
Ⅳ.根の国(龍宮城)―浅野和三郎さんとの対話
Ⅴ.地中の5次元世界 レムリアの探訪―アダマさんとの対話
1.地中の5次元世界レムリア
2.地球での実験
3.リセット・リスタートとは―アダマさんの説明
Ⅵ.リセットについてのまとめ
1.図1 地球圏の仕組み
2.〈直日〉について
3.神の愛と叡智によるリセット
4.リセット後の選択肢
5.リセットの起こり方
6.日本の重要性
7.リセットまでの過ごし方
第2部 〈リセット・リスタート〉の結果
Ⅰ.平成最後の4ヶ月
1.CDとUSBの作成
2.霊能力と思考力の抑制の解除
3.9次元につながる
4.図5 地球ゲームの特殊構造の作成
5.主要なメッセージの送付
・新たな3次元~9次元
・五分五分の可能性
・平成天皇・皇后の最後の伊勢神宮ご参拝
6.思いがけない展開―〈あの世〉からのテスト
7.4月30日 それぞれの思い
Ⅱ.〈リセット・リスタート〉のプロジェクトの結果
1.今回の結果についての説明
①何が達成でき、何が達成できなかったか
②〈新しい地球〉はどのようにできたか
③3~7次元で起こっていたこと
2.新しい地球とは
①〈現在の地球〉の自滅
②新しい地球の構造
③新しい地球の5次元での生活
④新しい地球に移行するには
3.〈新しい地球〉と〈古い地球〉の図と解説
図6 古い地球から新しい地球へ
図7 重なった新しい地球と古い地球
4.リセットを阻んだアストラル界の闇について
①死後階層図におけるアストラル界の位置づけ
②アストラル界の構造
③現代のアストラル界の特徴
④アストラル界の影響から離れるためには
5.因果応報の法則
第3部 その後の展開
Ⅰ.9次元から11次元への〈リセット・リスタート〉の試み
1.地球ゲームの最終目標
2.宇宙カレンダー最後の1秒
3.11元へのリセットに必要な集合意識
Ⅱ.あの世とこの世の反転―〈新しい地球〉の目覚め
1.保険としての<新しい地球>
2.神の愛と叡智によるリセット
3.待機状態にある〈新しい地球〉
4.〈この世の霊体〉と〈あの世の霊体〉
5.3~7次元の〈リンゴ〉から3~9次元の〈メロン〉へ
6.〈新しい地球〉の起動
おわりに
【はじめに】
何の本だったか、もはや記憶にはないのですが、「後世の人々が現代を振り返ったときに、宗教と科学が唯一分離した稀有な時代だった、と言うことでしょう」と書かれていたことが、妙に心に残っています。
確かに近代科学が台頭してから、ひたすら人類はその方向に向かってきたものと思われます。今回、〈天地の対話〉としてまとめているこのシリーズも、第1シリーズはできるだけ科学的見地と照合しながらまとめましたが、それはまずスピリチュアルなことにはあまり関心のない、科学的志向性が高い方々にも読んでいただきたい、と思ってのことでした。
しかし、私たちがこれまで〈天地の対話〉として受信してきた2800ページに及ぶメッセージは、もちろんスピリチュアルなスタンスがその根幹にありました。ですから、この第2シリーズでは、改めてスピリチュアルな側面を中心にまとめていきたいと思います。
ところで、私自身がスピリチュアルなことに関心を抱くようになったのは、いつ頃からだったかを考えてみますと、それまで専門としてきた臨床心理学的アプローチに限界を感じるようになった40歳頃からでした。そのプロセスは『“則天去私”という生き方 心理学からスピリチュアリズムへ』(コスモスライブラリー)という本でまとめていますので、ここでの説明は割愛しますが、後で振り返ってみますと、それは単なる個人的な出来事というより、実は大きな流れに呼応してのことだったかもしれません。
というのは、1987年に「ハーモニック・コンバージェンス」というのがあり、世界中の聖地やパワースポットに何十万人もの人々が集まって、人類がより調和的な方向に向かうよう地球規模で〈世界平和の祈り〉を行ったとのことで、私の周囲の人々もこの頃に霊的覚醒を体験した人が多く、それが第一次スピリチュアルブームにつながっていたようにも思います。
エドガー・ケイシーのリーディングによれば、欧米や日本などの先進国に再生している人々は、かつてアトランティス大陸やムー大陸の滅亡に関わってきた人々が多く、物質的進化に魂の進化が追い付かなかったために滅亡したというカルマを背負って、それを何とか果たすべく生まれてきた、とのことでした。
その後、私自身はすぐにスピリチュアルな活動に切り替える流れにはならずに、それまで同様に子育て支援やコミュニティー作りの活動、あるいは大学での教育活動を続けていましたが、また突然流れが変ったのは2005年夏のことでした。
たまたまランチを共にしていた保健士さんが、実は強力な霊媒でもあるという話になり、私が90年代初頭に書いたまま棚上げにしている原稿があると言ったところ、急に改まった口調で「それはぜひ11月11日に出版してください」と言われたのです。しかも、それを後押しするような出来事が次々と起こって、まずはその全文を11月11日にネット公開することになりました。
その告知を周囲の数十人の方々にメールでお送りしたところ、それを読んだ当時の同僚でトランスパーソナル学会会長の諸富祥彦氏が、コスモスライブラリー社長にご紹介いただき、早速2006年1月11日に出版されることになりました。
そこからさらに流れが展開して、2007年春からは月の半分を伊勢で暮らすようになり、そこで同じく伊勢に移住してきた清華さんに出会って、2012年10月から審神者(さにわ)と霊媒として共に天からのメッセージを下ろす、という展開になりました。『“則天去私”という生き方』のあとがきには、次のように書いていましたが、確かにそれに従って生きてきたようにも思われます。
「夏目漱石の〈則天去私〉という言葉は、彼が生涯をかけて目指した心境だが、私自身四十代に入った頃から、その言葉の意味が少しだけ分かるようになってきた。それまでの私は、すべて自分の頭で考え、目標を定めて、それに向かってひたすら邁進する、という生き方をしてきた。しかし、それも結局は天の描いたストーリーに沿って、自分に振り分けられた役割を知らずに演じてきたのかもしれない、と思うようにもなった。
そうであるならば、自分の小さな頭で考えるよりは、できるだけ天が計画するストーリーに沿って、その一端を担うことによって、その壮大なストーリーを垣間みさせていただく方が面白そうではないか。例えば、思わぬ人に出会って、それがその後どう展開していくのかを見ていると、「なるほど!」と感心するような結果になることが多い。どうしても、全体の駒を動かしているような、偉大なる存在がどこかにいらっしゃるとしか思えないような、絶妙な展開になることが多いのだ。
だから、私はもはや流れに逆らわずに、その中で自分が求められている役割を敏感に察知し、それに従って行動するようにしたいと思っている。そのほうが、毎日がずっと楽しく、新鮮に、なおかつ安心して暮らすことができるようになるからだ。
おそらく私がこの一生で、神に触れることができるのは、きっと象に対する蟻ほどにもならないにちがいない。それでも、できる限り〈則天去私〉になりきることによって、天の働きの偉大さを垣間みさせていただきたいと思うのだ。そして、この一生を終えて自分の人生を振り返るビデオを見せられたときに、ニッコリと笑って「精一杯がんばりました」と言える自分でありたいと思っている」
考えてみれば、私は北海道函館の神社に生まれて、その社の森で幼少期を過ごし、「直子」という名前も、神道用語の〈清明正直〉(清く明るく正直に)という中からとった、とのことでした。ですから、実はスピリチュアルな世界とは深い縁があった、ということになります。
その後、小学一年の時に、父の仕事の都合で一家で上京し、私自身はまったく神道とは無縁な生活を送って、臨床心理士・心理学者という道を歩んでいました。それにも関わらず、西洋のスピリチュアリズムを経由して惟神(かんながら)の世界に戻ってきて、今やその聖地である伊勢の地で〈天地の対話〉を続けているということですから、実は知らずに定められていた道を素直に歩んでいた、という気もします。
その後しばらくは、伊勢と東京を往復する生活の中で、社会的な活動も続けていたのですが、それにも限界を感じるようになった2015年1月頃から、本書で示すような〈リセット・リスタート〉に関するメッセージが、本格的に降りてくるようになりました。
私自身、90年代以降はスピリチュアルな世界に親しんできたにも関わらず、なぜか2012年12月21日にアセンションが起こる、という話はまったく知らずにいました。しかし、それが不発に終わったところで、次なる手段として〈リセット〉に舵が切られ、そのメッセージを私たちが受信するようになった、とのことです。そのような流れの中で起こっていたこととして、本書をご覧いただければ幸いです。
先のシリーズ1でまとめたのは、ホモサピエンスの最終目標としての9次元から11次元へのリセットという話でしたが、このシリーズ2は、当初の目的であった3次元~7次元のリセットについてのメッセージ内容が中心となっています。
なお、本書でも天界の方々が、かつての著名人として登場される場面がけっこうありますが、第1シリーズと同様にそれは単なる記号として、読み流していただければと思います。すべて仮名にすることも考えましたが、やはりそのような個性を持った人物として読んでいただいた方が、わかりやすいだろうとのことで、最終的に名前を残しています。
しかし、私たちはそれが本物であると主張するつもりはまったくありませんし、結局はそれを信じようが信じまいが、各人がどのようなストーリーを生きるかという話ですので、本書も一つの神話物語として、最後まで楽しんで読んでいただければ幸いです。
【本文紹介】
リセットのメッセージを受信
「私自身、2012年12月21日にアセンションが起こる、という話はまったく知らずにいましたが、それが不発に終わったところで、次なる手段として〈リセット〉に舵が切られ、そのメッセージを私たちが受信するようになった、とのことです」(はじめにより)
『リセットでは、想像を超える天変地異によって、この3次元の文明はいったん破壊されることになるでしょう。多くの陸は海に没し、地平線がわかる原始的風景にまで、その様相は変貌します。生き残る方は皆無といえるほどの大浄化です。
そして、リセットのすぐあとに、リスタート・アセンションが起こります。5次元の地球ができ、そこにつながるポータルも一気に開くためです』
『今、夢から覚めなければ、地球にいる多くの魂は、真っ暗闇の中をさまよい続けなければならなくなるでしょう。それはひどく孤独で、悶絶する苦しみであるといえます。
リセットとは、このような悪夢から目を覚ましていただくための、神の深い愛です。そしてその夢から覚めるシステムが、神の叡智です』
『リセットの真意をくみ取れる方にとっては、それは「破壊的終末」ではなく、「創造的浄化」なのだということ。またその過程で通る「死」も、肉体を脱いで意識(魂)が解放されることにすぎないと、ご理解いただいけることでしょう。そしてその意識とは、今現在、あなたの中にある状態と寸分違わないといえます。死後は、今覚醒しているところまで、戻っていくにすぎないからです』
リセットは起こらず、〈新しい地球〉でのリスタートが始まった!
『私たちも全力を尽くしたのですが、残念ながら「3次元でリセットを現象化させる」というところまでは、力が及びませんでした。これは皆さんの目からみても明らかなことで、理由はアストラル界の闇にゴールを阻まれたためでした』
『しかし、2019年4月30日深夜0時、令和の合図と共に、根の国の意識(とエネルギー)は3次元の直日を通り、外に躍り出ました。
それによって5次元の新しい地球が誕生しました。これは、起こり方のシステムは少し違いますが、従来言われていたアセンションと同様の状態になったといえます。
ただ、肉体のままでの次元移行はできず、肉体の死を経由することで、その新しい地球には行けるようになります』
〈新しい地球〉に行くには?
『古い地球の地上界とアストラル界は、今や混合して勢いを増していますので、自滅への道を進んでいます。死後、新しい地球に移行できるのは、第1層(魂)にまで意識が及んでいる方です』
『まだ〈あの世〉にある〈新しい地球〉は、実体としては希薄であっても、それを思念(イメージ)する人々が増えるにつれて、より具体的な住処としてできていくはずです。
そして自分はその〈新しい地球〉に行くのだと明確に意識をしていれば、死後の魂の移行もスムーズになるのではないでしょうか』
〈新しい地球〉からのメッセージ
※ジョン・レノンさん(※元ビートルズのシンガー・ソング・ライター)
『僕は、わりあい若い時に突然亡くなったけど、こっち(あの世)に来てしまえば、何であんなに死を怖がっていたのだろうか、と思うよ。「死は人生の終わりで、不幸なことだ」という観念が、おそらく人類の最も滑稽で、見当違いの観念なんだろうね。
フラットに死を見てみると、単なる〈移動〉にすぎないんだよ。肉体を脱いで、霊体で〈新しい地球〉に移動する。もしくは元いた星に帰る、というだけなんだからね。しかも神はうまく設計していて、死ぬ時は痛みを緩和するホルモンが一気に分泌されて、苦しさもほとんど感じないようになっているんだ。
ネイティブアメリカンや古来の人々が、死を恐れていなかったのは、死とはそういうものなんだと分かっていたからだろうね。そんなふうに無駄に生きることにしがみつかなかったら、スムーズに死ねるらしい。
だから、「〈新しい地球〉にみんなで行こう!」とアピールする時は、死は怖くないということも付け加えてね。臨死体験のインタビューでも、死ぬ時の苦しみを強調する人なんていなかったはず。みんな、気付いたら〈あの世〉に足を踏み入れていて、死にかかっている自分を天井から見てる、というくらいなんだから。
そして、死はまた新たなはじまりで、特に今回リニューアルオープンする面白い展開の中にあるっていうんだから、なるべく早く死ぬチャンスをゲットできるといいね!』
【書籍紹介動画】→アセンションに向けての心構え(シリーズ 2 より・書籍紹介動画)
(ナチュラルスピリット作成)