No.10−1~3 : 宇宙の構図1~3

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<No.10-13>宇宙の構図 の解説

2020630

「湯川秀樹さん、 No.10の説明をお願いします」

 

『<No.101>は、私が生前<素領域理論>として、素粒子を包む空間に着目していたものを、サラ・プロジェクトのこれまでの理論と統合することによって、宇宙の空間構造を体系的に示した図です。<No.9>では、(1つ上の次元との)天と地の対話によって真理が解明されることが明らかになりましたが、この<No.101>もそれを空間的に可視化する形で、それを表しています。

 

つまり、外側の余白の部分を<大元の神>としての完全調和とすれば、その調和状態では神はあまりに退屈であるために、その調和を破るエネルギーを生み出します。それは南部陽一郎さんが生前に語っていた<自発的対称性の破れ>と言われるものですが、そのエネルギーの流動によって空間と時間をもつ<泡>が生まれるという仕組みです。

 

その泡の中でエネルギーは動き続けますが、その中での秩序で安定すれば、次は7次元を作り、その次は5次元、最後には3次元をというように、その泡の中にまた泡を作るという<入れ子式>で空間は作られてきました。

 

(偶数次元の)泡の膜は、これまでのシールドと同じ機能を果たしています。そのような膜があるからこそ、その宇宙の縮図として創られた人間までも、個々の肉体においてそのような構造をもっています。つまり皮膚は外側の膜であり、その内に各種臓器、細胞、核、素粒子というように、宇宙と同様の<入れ子式>の空間構造になっているということです。

 

また、意識の面においても神の模造として存在することになり、個々に発達した脳(自我)を持っているのが、現在の人間です。このように、意識の面からも、物質的空間の面からも、人間は神を模したミニチュアであり、そのような人類がいる地球は特別であるため、9次元でも7次元でも5次元でも、たくさんの泡が出来た中で、人間にちょうどよい今の3次元の泡が残っているというのが、<人間原理>と言われていることです。

 

空間的にも1つ上の奇数次元に接し、そこからのアドバイスを受けているというのは図9と同じ構造です。そのように相互対話的な学びの舞台として泡空間も創られていて、そのおかげで3次元の人類は、各次元の叡智を統合して、各次元の直日の鍵を解除していくこともできるというのはこれまで語られた通りです。

 

そのように、これまでの図はほとんど、<意識の経路>である直日を中心に描かれていましたが、今回の<No.101>はその直日の論理はそのまま引き継いだ上で、現状における空間的配置になるべく沿った泡の描き方をしている<空間図>となっています。

 

一方<No.102>では、その泡(シールド)上にある偶数次元の直日を重ねたものです。これは見方によっては、エネルギーの流れがわかるもの、あるいは反物質である<あの世>側から見たものであるともいえそうです。つまり<No.101>の裏面(あるいは図9の左側)ということです。これは<対話の素材として>1つの見方の参考までに作ったものですので、リセット・リスタートのイメージを持つには、次の<No.103>を参考にされてください。

 

<No.103>は、その次元空間の中にある、奇数次元の<集合的な直日>を中心にまとめたものです。リセット・リスタートの時はこのように3‐11次元のすべての直日が1点で重なり、(内と外がひっくり返って)11次元までの大きな花火のように意識が広がり、それぞれは行くべき次元空間に行かれることでしょう』

 

 

 

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