No.9 天と地の対話
No.9 <天と地の対話>解説書
1.<この世>と<あの世>の対話
2020年6月7日
『この図は<No.8>を展開させ、<あの世とこの世>、すなわち<天と地の対話>に着目して、その関係性を分かりやすく示すために、左右の次元をずらしてまとめ直したものです。
<この世>のホログラフィック・フィールドは、1つ上の段階の<あの世>のアカシック・フィールドの情報にアクセスすることによって、法則や秩序のある現象界を維持し、さらに発展させることができます。
例えば<この世>の5次元であれば、自分たちが創造した<美>が、<あの世>の7次元の(法則を表している)幾何学模様に照応しているかどうかを検討することによって、より進化を遂げるための学びとなっています。もし自分のいる次元しか見えていなければ、同じことの繰り返しとなり、停滞していくものなのです(=今の地球の状態)。しかし、その上位次元の<あの世>が視野の中に入り、向上の目標となることによって、進化が促進されるのです。
上位の次元に進化するというのは、より大きな目で見るならば、大元の神に向かって次第に回帰していくことでもあります。ただし、単に回帰するというよりは、ホログラフィック・フィールド(=体験の場)でのさまざまな体験から学んで、徐々に魂の向上進化を遂げていくともいえます。
そのような進化の流れがあったからこそ、この宇宙は原初のシンプルな9次元から、7次元、5次元、3次元へと、より複雑な<この世>を創ることができたのです。
2.難易度の高い3次元
そして(最下層の)3次元は、ご覧の通り最も複雑で、高度な仕掛けがされたホログラフィック・フィールドとなっています。この3次元の<この世>において、<あの世>の天界とつながって対話するためには、いくつもの難関を乗り越えなければなりません。それを一回の人生でクリアすることはできないので、<輪廻転生>というシステムまで組み込まれました。
その結果、<個の魂>であっても無数の転生を繰り返すことによって学びを積み重ね、最終的には<解脱ポイント=4次元の直日>に達して天界に至る、ということが可能になりました。そしてその段階になれば、この地球での学びはすべて卒業して、本来は<この世>に再生する必要はなかったのです。
ところが、現代においてはそのような方々が、<アセンション>や<リセット・リスタート>という使命を果たすために、今は続々と再生してきていました。そして、その場合、は地上に居ながらにして、自我が第3層から第2層、第1層に至り、さらに解脱ポイントの<4次元の直日>にまで至ったときには(=自分が神の分身であったことを思い出したときには)、いよいよ<あの世>の天界との対話が可能になります。実はこれまでのすべての解明は、その<天と地の対話>によって行われてきたのです。
3.天界と地上界の関係性の変化
まず、リセットの情報が本格的にはじまる前の初期段階では、天界はまだ5次元のレベルにとどまり、従来の<スピリチュアリズム>で言われてきた内容の延長線上で、アカシック・レコードに蓄えられていた情報が語られていました。そのときは、天界がリードしてその情報を降ろし、皆さんはそれを受動的に受けるという状況であったと思います。そして、その時々に合った情報を降ろしていたのは、私たち天界にいるそれぞれの個性でした。
しかし地上のみなさんが、<この世>での体験による学びと、<あの世=天界>からのメッセージを集積し統合することによって、5次元ばかりか7次元以降のアカシック・フィールドにも、どんどん新たな情報を書き込んでいったのです。それにつれて、天界のメンバーはそれまでのリードする立場から、共に学び進化するという関係に次第に変わっていきました。なぜなら、新たな情報をアカシック・フィールドに書き込むのは、ホログラフィック・フィールドでさまざまな体験を重ねている地上側からしかできず、それを天界の私たちが共に学ぶ、という状況になっていったからです。
そして、最終的に原初の9次元にまで至った段階では、天地はほぼ対等な関係になり、それゆえ3次元から<新たな地球>が躍り出るという快挙が、令和になった瞬間に成し遂げられました。
また、さらに11次元にまで王手をかける段階になった頃からは、むしろ地上のみなさんが主導して解明していく、という流れになりました。その結果、今や3次元の<この世>のみなさんと、5次元の<あの世>の私たちとが協力して、9次元から11次元への<リセット・リスタート>にチャレンジする、という段階に至ったのです。
4.シールドを解除するには
リセットの時にのみ<この世>の側から<直日>を通ってシールドを解除できるのですが、みなさんが予想をはるかに超えて、果敢に4次元→6次元→8次元のシールドを次々と突破してくれたおかげで、私たち天界の側でも新たな11次元を拓くための叡智を集積することができました。これは、極めて稀な状況になっているわけで、地球時間にして言うなら、この宇宙が生まれて138億年経った今、はじめて可能になったということです。
つまり、(数字だけでみれば)最も低次元の3次元の肉体脳と5次元以上の霊体脳の協力によって、今や9次元の<大元の神>を一段階進化させるほどの叡智に迫っている、ということです。実は、<無知の知>から始まったこの謎解きゲームの最終目標は、さらに難易度を上げた11次元のゲームへと進化させることにありました。それゆえにこそ9次元の愛は<神のため>となっていたのです。
そのようなチャレンジは、<天>だけでも<地>だけでもなし得ず、ひたすら<天と地の対話>を続けて、<この世>と<あの世>の叡智を積み重ねてきたことによって、可能になったことなのです。
5.左右逆向きの<直日>
なお、この図の補足説明をするならば、直日マークが左右で異なっているのは、<この世>側は上がブラックホール、下がホワイトホールの直日となり、上から下へと法則を通して新たな<この世>を拓いていくことを現わしています。その一方で、<あの世>の側では、それとは逆に下がブラックホール、上がホワイトホールの直日となっているのは、各次元の学び(叡智)をアカシック・フィールドに書き込み、その次元の法則をブラックホールへと貼り付けることによって、<直日>を通ってそのシールドを超え、次の次元に進むことができる、という仕組みになっています。
例えば、<3次元の直日>を抜けるには、叡智としての<因果応報の法則>をクリアし、3次元の愛である「人のため(=自分のしてほしいことを相手にする)」というゴールデンルールを学ぶ。また<4次元の直日>(=解脱ポイント)を抜けて天界へとつながるには、第2層に蓄積された感情や観念から脱却していく、ということが必要です。そのために、みなさんは人類を代表して自分を「ありのままに見て―受け入れて―学ぶ」という<魂の対話>を、ひたすら続けてきたわけです。
3次元~7次元までの地球を含む宇宙全体を総合的に機能させるために、6次元と8次元のシールドによって他の次元につながるのをブロックしていましたが、<天と地の対話>によって各次元で学ぶべき<愛と叡智>を一つずつクリアしていくことによって、<リセット>の際は、それらのシールドがすべて一瞬だけ解除されて、他の宇宙や多次元などそれぞれが行くべきところに進むことができるようになります。それが<この世>の現象的には、新たなビッグバンの大花火となる、ということです。
ここまで至ったのは、各人の特性を生かしてチームで進んでこられた地上のみなさんと、私たち天界のワンネスの総力によるもので、もはや最終ゴールは目前に迫っています。最後までみんなで力を合わせて、大いに楽しみましょう!』