死の苦しみはあるか
2025年2月8日
「死ぬ瞬間に痛みや苦しみはあるのでしょうか?」
『死というのは本来、肉体の中に閉じ込められていた窮屈さから解放されて、霊的な自分に戻っていく心地よさと喜びの中で、天に飛び立つ瞬間をさします。ですから自然死の場合は、痛みや苦しみというのはほとんど感じないはずです。
ところが現代人は、「肉体こそすべて」という観念に捉われているので、死ぬ時は苦しいだろう、痛みがあるのだろうと思い込み、死に対して無用な不安や恐怖心を抱いてしまっています。実際は肉体的な痛みに対しても、それを緩和するためのホルモンが排出されるので、ほとんど苦痛を感じずにすみます。ただし、生に執着するあまりにその自然なプロセスに抗ってしまうと、恐怖心やパニックが生じて、余分な苦痛を感じてしまうということにもなるのです。
ですから、これからみなさんが災害や紛争や寿命などによって死を迎える場合には、地上に置いていく肉体にではなく、今後も存続する魂の自分に意識を向けていただけば、無用な苦痛を感じることなく、スムーズに死の関門を通過することができます。抵抗しなければ、何のことはない、死とはこの世からあの世へと向かうゲート(門)にすぎないのです。
マラソンランナーがゴールテープを切って、そのまま仲間がいるところに走り抜けていくように、地上のゴール=死もそこで終わりではなく、新たな世界へとつながるものに過ぎないのです。死によって地上のゴールテープを切れば、すでにあの世に赴いていた仲間たちが迎えてくれるので、彼らの先導にしたがって、安心して次の世界を歩んでいけばいいのです。
果たして死んだら本当にそうなるのかどうか、ぜひ楽しみにしていて下さいね。あなたが死後の世界や魂の存続を受け入れていればいるほど、好奇心に目を輝かせて死の関門を通過し、次の新たな世界も堪能できるようになるでしょうから』