NEW 図3.私とは:あの世とこの世をつなぐ脳

【PDFファイル】 私とは:あの世とこの世をつなぐ脳
2023年3月17日
この図は、前の二つの図を統合して、最終的に作ったものです。まず、右側の「<この世>を生きる脳」から見ていきましょう。
誕生とは、精神界またはそれ以上の階層に存在する<あの世の私>の魂が、地上の肉体に宿ることを言います。そして、生命力をつかさどる<脳幹部>から、運動や無意識的学習機能などを担う<小脳>、認知・思考・判断などを担う<大脳>へと、肉体脳におけるシナプスのネットワークを広げていきます。
またその発達や状況に応じて、<あの世の私>からこの世の<ホログラフィック・フィールド>を映し出すような情報が、常に無意識的に送られてきます。それを認知し、思考したり、判断したりするのが、<第3層の直日>から入ってくる意識で、それを使っているのが<自我の柱>と書かれている<私>です。
その<私>とは、一般的には「意識している範囲」を言いますが、ここで真ん中の円の左側部分を見ると、第3層の意識的自我=肉体脳、第2層の無意識的自我=幽体脳、第1層の霊的自我=霊体脳と書かれています。現代人は、唯物主義・科学主義によって、肉体脳しか認めていませんので、生前は右側に書かれた脳幹部・小脳・大脳の機能だけを意識して生きている人がほとんどです。
その場合は、死を迎えてからアストラル界にまず行って、幽体脳に未消化なまま残されていた感情を振り返ることによって学びに変え、それが終了すれば、次の精神界に行って、霊体脳に残っていた個人的・集合的観念を浄化していくことになります。
それがすべて終了した場合は、4次元の直日を超えて(解脱して)、次の5次元世界となる天界へと進みますが、もしまだ課題が残されている場合は、また右側に戻って精神界から地上界へと輪廻転生することになります(注1)。
ただし、生前において、第2層の無意識的自我や、第1層の霊的自我まで「ありのままに見てー受け入れてー学ぶ」ことによって、光を当てて意識できる範囲を広げていくならば、今生においても<4次元の直日>(=解脱ポイント)に達して、いわゆる<即身成仏>することも可能です。
そうなった場合は、天界以上の<あの世の私>と「今・ここで」のキャッチボールが可能となり、ともに<今>を創り出していくことができるようになります(注2)。
注1:これまではそうだったが、現在は地上への再生はなく、<新たな世界>へ行くか<幽界>に行くかの選択になっている。
注2:これは5次元の法則の<思念の現実化>によるものであって、3次元の<引き寄せの術>とは異なる。