現代における憑依の仕組み
オウム事件はなぜ起きたのか
三上直子・山川 蓮(著)サラ企画(発行)
2023年7月28日第一刷発行
単行本(ソフトカバー)・347ページ
【内容】
前半は「死んだら無になる」と思っていた人が、死んでも意識があるために生きているつもりで幽界に留まり、自我機能が脆弱な人に憑依している現状と、その憑依の仕組みを説明する。後半は、あの世のオウム元教祖・幹部5人と人生回顧のための対話をし、憑依の問題がどのように影響したかを解明する。
【目次】
はじめに
第1章 現代におけるアストラル界と幽界の影響
1.死後階層図におけるアストラル界の位置づけ
2.アストラル界の構造
3.現在の幽界の状況 あの世の中岡俊哉さんからの報告
4.現代版の憑依の方法
5.一般的な脳と霊能者の脳との違い
6.憑依霊とつながった霊能者(霊媒)の特性
7.アストラル界と幽界の分離
8.〈死〉とは
第2章 あの世のオウム元教祖・幹部5人との対話
あの世の霊との対話方法
1.松本智津夫(麻原彰晃)との対話
2.林泰男との対話
3.広瀬健一との対話
4.豊田亨との対話
5.村井秀夫との対話
6.まとめ 憑依の連鎖の危険性
あとがき
【著者】
三上直子(みかみ・なおこ)1951年生まれ。早稲田大学大学院博士課程修了、文学博士(心理学)。臨床心理士として病院や相談室で働く一方、1999年からは地域における子育て支援活動のためのNPO法人コミュニティ・カウンセリング・センターを運営してきた。2002~2007年は明治大学心理社会学科教授。現在は、伊勢で出版および〈魂の対話〉などを行うサラ企画を運営。著書:『お母さんのカウンセリング・ルーム』、『 則天去私という生き方 心理学からスピリチュアリズムへ』、『死の向こう側』、「天地の対話」シリーズ1『あの世とこの世の仕組み』 など。
山川 蓮 (やまかわ・れん)1976年生まれ。同志社大学経済学部卒業。1999年~2001年まで東京の出版社で編集者として働いた後、2002年~2008年まで講演会などの企画会社を運営。2008年に伊勢神宮を参拝し霊的覚醒をし、翌年伊勢に移住。2012年から〈天地の対話〉がはじまる。2016年からはサラ企画のスタッフとして働き〈魂の対話〉にも参加している。霊媒として受信したものとして『サラ・メッセージ』『コナン・ドイルは語る リセットのシナリオ』などがある。