No.3,No.4:<3次元の直日>を中心とした横軸と縦軸、<4次元の直日>を中心とした横軸と縦軸

 

PDFファイル 【No.3】

PDFファイル 【No.4】

 

2020年85

「図:No.3とNo.4の説明をお願いします」

『図:No.3・No.4は共に、<この世の私>としての横軸と、<あの世の私>としての縦軸の接点を、図の中心の直日としています。直日とは、魂の中心にある意識の経路で、第3層の意識的自我から直日にまで意識が達すれば、<あの世>の縦軸につながることが可能になります。

 

No.3は、地球の特殊性としての偶数次元のシールドが記入されていますが、地球はそのシールドがあるために、様々な霊格の方が同じ次元に混在できる体験場としての機能が担保されています。そのシールドの要でもあるのが4次元のシールド(=4次元の直日)で、そこは解脱ポイントとして機能しています。死後に3次元の直日からアストラル界と精神界に上昇した場合、そこでもう一度地上に再生するかどうかを最終的に判断し、課題がまだ残っている場合はそのまま天界には行かずに、また地上で輪廻を繰り返すことになります。そして、最終的に解脱ポイントにまで達した場合は(4次元の直日を超えて)5次元の天界へと上昇するというのが、これまでの一般的な死後のプロセスでした。

 

しかし、No.4はより現代の実状に即した図になっていて、中心の直日が<3次元の直日>ではなく、解脱ポイントである<4次元の直日>として描かれています。

 

これは①霊的レベルの上がっている現代の方々が地上にいるうちに<即身成仏>をするため、②今や地上と混合している幽界(アストラル界)が、個人の第2層(無意識的自我)とつながっていることを示すため、③地球としての集合意識や無意識ともつながっていることを示すためで、それらの要素を含めて新たに<4次元の直日>を中心としてまとめられたものです。

 

3次元の直日>を中心としたNo.3では、<あの世>としての縦軸にアストラル界や精神界がまずはあり、それは従来の死後のプロセスを示すものとしては分かりやすかったのですが、これでは<この世の私>が<あの世の私>と対話をするということができません。実際にスピリチュアルな世界とつながっていると思っている方々の中には、天界の高級霊につながっていると誤認して、実はアストラル界の低級霊と共鳴しているにすぎない、という弊害が多く見られるのです(注:「アストラル界について」を参照)。

 

それに対し、No.4の場合は<この世の私>が<あの世の私>とつながる場合に、つながり先の縦軸が正確に表現されていることになります。なぜなら、<この世の私>にとっては、解脱ポイントである<4次元の直日>を超えたところからが、本来の<あの世の私>だからです。

 

しかし、このように<3次元の直日>を中心としたNo.3と、<4次元の直日>を中心としたNo.4の2種類を描き分けたのは、その2つの直日は段階的に認識していくことが必要だったからです。

 

1段階目として第3層の自我から<3次元の直日>に至るには、ゴールデンルールに基づく<人のために>という愛を発揮することと、それが正しかったかどうかを確かめるための<因果応報の法則>をマスターすることで、そこに達することができます。

 

次に第2段階目として、そこからさらに自我が<4次元の直日>に至るには、第3層→第2層→第1層と「ありのままの自分を、見て、受け入れて、流す(そこから学ぶ)」という叡智に基づく洞察によって、達することができます。(現代のように、すでに解脱している魂が地上への支援として再生している場合は、愛による課題をすでにクリアされているので、第2段階目にそのまま進める方もいます)

 

このように、この2つの愛と叡智の段階を、地上にいながらクリアして<4次元の直日>にまで自我意識が達することを<即身成仏>といいます。No.3とNo.4は、そこに至る2段階を示している図なのです』

 

 

 

【目次】へ戻る